東レは創業地である滋賀事業場に、エンジニアリング技術開発の拠点となる開発棟を新設する。今年12月に着工し、2028年12月頃の完成を予定している。
これまで分散していた実験・検証機能を集約し、研究初期から生産までを見据えたプロセス・設備開発を行う技術開発プラットフォームとして新設する。新開発棟は、4つのラボ(プロセス・エンジニアリング、精密表面加工、評価実証、スマートエンジニアリング)を有し、東レのさまざまな事業で培ってきたエンジニアリング要素技術を融合することで、既存製品の競争力強化に加え、デジタル(AI半導体・データセンター)、環境エネルギー(分離膜・水素)、次世代モビリティ(航空・宇宙)など、今後の成長が期待される領域で求められるプロセス・生産技術の更なる強化を図る。
また、同社グローバル研究のヘッドクォーターである「未来創造研究センター」ならびに最先端分析・評価機能を保有する「東レリサーチセンター」に隣接することで、研究成果を迅速にプロセス検証・実証へと繋げるシナジーをこれまで以上に加速させることにより、事業開発スピード向上を図ることにした。
