東洋紡エムシーは、同社の関係会社である「ARABIAN JAPANESE MEMBRANE COMPANY, LLC」が10月13日付で社名を、「TOYOBO MC Middle East Industries Company, LLC」(東洋紡エムシーミドルイーストインダストリーズカンパニー有限責任会社)に変更した。
ARABIAN JAPANESE MEMBRANE COMPANY, LLCは、サウジアラビア初の海水淡水化用中空糸型RO膜の製造・販売会社として2010年に設立。以降、サウジアラビアを中心に中東地域の海水淡水化プラントへ向けてRO膜エレメントを供給し、現地の水資源の確保に貢献してきたが、更なるブランドイメージの向上を目的に、海水淡水化膜メーカーとして現地で高い認知度を誇る「TOYOBO」を社名に冠することにした。
昨今、中東・アフリカ地域では水需要が高まっており、今後も海水淡水化市場の拡大が見込まれる。東洋紡エムシーは、社名変更を機に高品質な海水淡水化膜としてより一層の認知拡大と事業の成長につなげいきたいとしている。
