東洋紡エムシーは低反発性を有する三次元網状繊維構造体“ナインスクラウド”の開発に成功し、同素材を中材に用いた枕を4月下旬より、クラウドファンディングサイト「Makuake(マクアケ)」で先行販売する。
ナインスクラウドは同社の三次元網状繊維構造体“ブレスエアー”と同様の構造をもちつつ、独自の紡糸技術により繊維をシースコア(芯鞘)構造にすることで、耐久性や耐熱性を維持しながらソフトな低反発性を発現させることに成功。ブレスエアー由来の清潔性(洗える特性)、通気性(むれ感の低減)といった特長はそのままに、体に寄り添うような柔らかなクッション性を実現した。
従来、低反発ウレタンフォームに代表される低反発性素材のなかには、通気性が低くむれ感が生じやすいことや、水洗い時の乾燥に時間を要すといった課題を有するものがあった。こうした課題に対し、独自の紡糸技術で解決を図ったのが、同社のナインスクラウド。網状繊維1本、1本をシースコア繊維とし、芯部に低反発樹脂を、また外周部に高耐久性樹脂を使って構造化することにより、網状繊維構造体の通気性を維持しつつ、低い反発弾性(低反発性)と耐久性を実現した。
ブランド名は英語で至福の状態を意味する「Cloud Nine(クラウドナイン)」に由来するものであり、利用者に幸福を届けたいという想いをこめて名付けた。
