東京大学発のスタートアップ企業であるSCIENは、愛媛県が推進する「トライアングルエヒメ2.0」の令和7年度「全国共創拠点連携枠」共創・促進プロジェクトにこのほど採択された。採択されたのは、「生成AIを活用した製造業の品質管理業務の自動化プロジェクト」。愛媛県内の製造業が直面する「2035年問題」(労働力の高齢化による技能継承の危機)に対し、最先端のAI技術を活用することにより品質管理業務の自動化・標準化を実現する。不織布製造業のシンワならびに、精密加工業を営むタカヨシ工業所と連携し、5つのAI機能(画像検査、品質予測、文書生成、スキルマップ、ナレッジ管理)を段階的に実装。今後3年間で、品質管理業務の大幅な効率化、廃棄損失の削減と品質向上、ISO認証取得企業の増加による受注機会拡大、新規雇用創出と若手人材の活躍促進、県内製造業への横展開による産業全体の競争力強化などを目指していく。
