包装資材メーカーの三景(愛知県名古屋市北区)は11月11日、ベトナムで環境対応型包材の新たな生産拠点の稼働を開始した。日本企業の海外生産シフトと、SDGs・脱炭素の流れを背景に、現地での環境配慮包材の安定供給の実現を目指す。設計段階から企画提案・試作・量産・物流までを一貫して支援し、東南アジア市場での包装資材の供給体制を強化していく。
2026年1月より本格稼働を開始する予定。ベトナム拠点を起点にスタートし、将来的には東南アジア全域へ供給網を整備する。日系メーカーを中心に需要を掘り起こし、顧客の環境対応を支援する。最新の情報を収集し、加工技術、生産能力、物流効率を高めることで、環境に優しい包材への変更を求めるユーザーに、設計段階から最適な包材を提案できる体制を構築する。
