ダイニックは、6月24日から26日に上海の国際展示場「National Convention & Exhibition Center(NECC)」において開催された、アジア最大級の加工・包装業界展示会「PROPAK CHINA 2025」に、同社が合弁で設立した福建尼科斯科技有限公司(Nicx Synergetic Thermal Prints Limited Company)が出展した。
Nicx 社は食品包装フィルムへの印字に最適な「HT19」やラベル用高性能レジンリボンの「NX48」を始め、さまざまな熱転写インクリボンを出品。HT19 はダイニックのグローバルスタンダードのワックスレジンリボンで、高速・低エネルギーでシャープな印字を得ることができ、また、NX48 は高い耐久性を持ちながら低エネルギーでの印字が可能な新開発のレジンリボン。耐久性と印字感度の性能バランスの良さが評価され、採用が広がっている。今回の展示会ではアジアを中心に世界各国より多くの来場者がNicx社のブースを来訪。中国での新たな熱転写リボン生産拠点であるNicx 社をアピールすることができ、大変有意義な展示会となったと報告している。Nicx 社の新工場は本格的な量産をスタートし、中国市場を始め世界市場へのプリンターリボン供給に向けて一層の挑戦を進めて行きたいとしている。