FSX／大阪・関西万博でおしぼり文化を世界へ発信

　FSX （東京都国立市）と日本ロイヤル（大阪府堺市）は、大阪・関西万博の賓客用おしぼりサプライヤーとして運営参加協賛契約を締結した。世界各国から万博を訪れる国王や大統領、首相といった賓客を迎える迎賓館において、日本の衛生とおもてなし文化の象徴である「OSHIBORI」を提供し、歓迎体制をサポートする。両者は、大阪・関西万博を日本の衛生の「技術」とおもてなしの「心」が詰まったOSHIBORI文化を世界に発信していくまたとない機会と捉え、賓客用おしぼりサプライヤーとして協賛契約を決めた。「布おしぼり」と使い切りの「ポケットおしぼり」、おしぼり冷温庫“REION”の提供を通じて、季節や気温、ニーズに合わせた最高のおしぼりで賓客を歓迎し、万博滞在をサポートする。
　提供するおしぼりは、おしぼり上のウイルスや菌を99.99％以上抑制し、感染対策としても役立つ“VB（ブイビー）”おしぼりと、VBおしぼりをベースに新開発した、肌に対するエイジングケアが期待できる“VB-COSME-（ブイビーコスメ）”おしぼり。衛生と皮膚との関係に着目して開発した特許技術“VB／VB-COSME-”おしぼりは、肌に優しく老若男女を問わない製品。ノンアルコールのためイスラム教徒の人々も安心して使うことができる。また、天然植物から抽出した上質なアロマで香りづけした“AROMA Premium”シリーズもあり、多種多様なポケットおしぼりで、日本の豊かさも感じてもらう。
　FSX と日本ロイヤルは、迎賓館での賓客用おしぼりサプライヤーとして、おしぼりにとって一番重要な手指衛生の技術はもちろんのこと、温かさや香り、手触りといった五感に訴えるおもてなしの精神も含めて、大阪・関西万博に訪れる賓客にOSHIBORI 文化を届けたいとしている。